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[本の小並感 152]地面師たち 不動産業界の魑魅魍魎っぷりを垣間見せる「欲は海水やで、飲めば飲むほど喉が渇くもんや」

2017年に積水ハウスが地面師に63億円を騙し取られた事件は、下記のような理由からネットのみならず一般でも結構話題になった。 大手のハウスメーカーの醜態騙し取られた金額の大きさカミンスカスという犯人の名前回収不能とみなされ特別損失と...
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[本の小並感 151]相場師一代 是川にとって「理」の詰めが国家全体を含めて足りないと感じたことだろう

読み終わったのが年末で、ほとんど感想が出てこない。それは書くのが遅くなってしまったこともあるが、本自体に感想が湧いてこないのだ。が、半分無理やり書く。 田端さんは、なぜこれを薦めたのか... 2020年10月1日、石原さとみは...
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[本の小並感 150]交渉術 国家間の交渉も最終的にはキンタマを握り合う個人的な信頼関係が物を言う

ツンドクが7冊 読みたい本が全くない時も多いが、今は7冊くらいが積読されている。ほぼ全て田端さんのお勧め本だ。 佐藤優は何冊か読んでいるが、今でも持っているのは国家の罠くらいだで、その他は売ってしまった。なんというか、...
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[本の小並感 149]電池の覇者 なんとなく危ない気がする…日本メーカーの株を買う気になれない

電池は、半導体と同じ道を辿るのか? かつて日本のお家芸だった電池が競争力を失いつつある。 太陽光発電のモジュールや半導体と、同じ道を辿ってしまうのだろうか。 出典:JIJI.com【図解・経済】太陽光パネルの世界出荷量シ...
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[本の小並感 148]社長、会社を継がせますか?廃業しますか? 会社ではなく、そこで働く社長ために・社員のために

日本の生産性は、なぜ低いのか? 日本の生産性が低い理由はなんだろうか。 日本生産性本部の報告書によれば、図の様にずっと20位以下。あの怠け者っぽいイメージのイタリアよりもずっと低いのである。 出典:労働生産性の国際比較(...
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[本の小並感 147]MAKERS 3D roboticsの成功と失敗は、何を意味しているのか

Industry4.0が叫ばれる様になったのはいつ頃だろうか。サイバーフィジカルシステムやIoTを核とし、ドイツから提案されたこの概念は新しい時代の製造業のあり方を示すものとして流行した。最近はいっときほど聞かなくなったが、それはこの概念...
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[本の小並感 146]男が痴漢になる理由 1週間仕事を頑張った自分へのご褒美

本屋がAmazonで苦しいのはずっとだろうが、リアルの書店にはそれなりの良さがある。その一つが「出会い」だろう。Amazonでもおすすめは出てくるが、まぁ何というか直接的な関連性ばかりで物足りない。この本も本屋をぶらぶらしていてたまたま目...
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[本の小並感 145]隷属への道 国家資本主義への誘惑を断ち切れない

なぜこの本を読んだのか 2021年度予算の概算要求も100兆円を超え、過去最大を更新する見通しである。日本は国家資本主義を目指すのだろうか。 いつの頃からか自由競争を促進することこそが経済的な発展に繋がると言うことは自明のもの...
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[本の小並感 144]競艇と暴力団 賭けることは生きること。カイジはガイジではない

この本は、下記のニュースを見て知った。 飾り気のない木訥とした語り口が、著者の人間性を伺わせる。八百長の本人でなければ知り得ない生々しい一次情報の匂いがする。嘘はないだろう、そう思わせる説得力がある。 ...
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[本の小並感 143]モビリティ・エコノミクス ブロックチェーンの可能性と、それが実現する未来を感じさせる

ブロックチェーンについては、野口悠紀雄の本を何冊か読んできたが、分かったような分からないようなモヤモヤが続いていた。この本はブロックチェーンをモビリティに応用する取り組みだが、結論から言えば、この本を読んでもそのモヤモヤ感が晴れることはな...
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