読書

ケイト・ダグラス・ウィギンの魔法の不在(偶偶放浪記、小指)

今回は『偶偶放浪記』です。 いわゆる旅エッセイ・旅漫画ですが、有名な観光地などを巡るのではなく、山谷・西成などのドヤ街や郊外にある時から見捨てられたような宿屋、外国人が多く暮らす団地、離島、中華街の裏通りなどを巡った記録になっています...
読書

「なんで金閣を燃やしたの?」というシンプルな疑問の核心に迫っている(金閣を焼かねばならぬ、内海健)

今回は『金閣を焼かねばならぬ』です。 ▼ 三島由紀夫や林養賢はなぜ金閣を焼いたのでしょうか。小学生でも抱くであろう、このシンプルな疑問に応えるのは実は容易ではありません。皆さんも周りに金閣寺が好きという人がいたら、この疑問を投げ...
日常

よしみ子大先生に教わりながら、死ぬまでにやりたいことリスト作ってみた

やりたいことリストは、存在は知っていたが、逆に現実を突きつけられるような気がして避けてきた。しかし、仕事を辞めることが現実的になってくると(まだ辞表も出していないし、いつ辞めるのかも決まっていないし、本当に辞めるのか?という気持ちもなくはな...
日常

今の仕事を続けることは、私の人生にとって大きな損失であるような気がする

仕事を辞めようかと思う。次が決まらないまま辞めるのは大きなリスクではあると思うが、この仕事を続けることが、私の人生にとって大きな損失であるような気がする。 1年半前のメモ(転職を考えている1) 辞めない理由1 金 仕事を辞めたいと...
読書

幸福な奴隷の拒否、好きを仕事に(私にとっての村上龍)

▼訃報 こんにちは。今は、2026年10月26日の月曜日です。3日前の金曜日の午後、つまり2026年10月23日の金曜日に村上龍の訃報が報じられました。10月17日の土曜日にご自宅で74歳で亡くなったとのことです。NHKをはじめとしたマス...
読書

「意味の介入の拒否」に意味はあるのか?(犬婿入り、多和田葉子)

こんにちは。今回は『犬婿入り』です。多和田葉子さんは、日本での知名度はそこまで高くないかも知れませんが、ノーベル文学賞に最も近いと言われる日本人作家ですね。今回の『犬婿入り』は、その芥川賞受賞作です。 ▼どう受け止めればよいの...
読書

「よい子の中年」が魔女になる方法(魔女になりたい、伊藤亜和)

こんにちは。 今日は「「よい子の中年」が魔女になる方法」というテーマで、伊藤亜和さんの『魔女になりたい』を紹介したいと思います。 ▼ An it harm none, do what ye will. 害さぬ限り...
登山

知らない街のホテルで食事(登山始めて5年、初めて大山に登ってきた)

登山始めて5年、初めて大山に登ってきた。 東京近郊では、初心者はまず高尾山、その次に大山と言われるくらいメジャーな山だが、ハイキングに近いこともあり、もう少しハード目が好みの私は登らずにいたのだが、3連休天気も良くどこかに登りたかった...
読書

認知的不協和の全否定。「すっぱいぶどう」は甘いという現実を突きつけてくる(氷風のクルッカ、柳内たくみ)

はいこんにちは。 今回は『氷風のクルッカ』ですね。登場人物であるシモ・ヘイヘは実在するフィンランドの軍人で、冬戦争といわれる第二次大戦中のフィンランドとソ連の戦争で活躍した狙撃兵ですが、この本は名前が同じというだけで完全にフィクション...
読書

自傷行為的な耽溺の誘惑、心のリストカットを拒否できるか(マディソン郡の橋、ロバート・ウォラー)

はいこんにちは。 今回は『マディソン郡の橋』ですね。最初にこの本を読んだのは高校生の時でした 。私は大学で通学電車に乗るようになるまでは、ほとんど本を読まない人間だったのですが、この本は実家にあってなぜか高校生の頃に読みました。そして...
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