ソシャゲはキャラや装備を売っているのでは「ない」(放置少女引退しました)

ゲーム

昨日、放置少女を引退した。

2020年の1月か2月くらいから始めたので、10ヶ月くらいの放置少女ライフだった。同盟というギルドがあるので、そのチームから抜けるのは申し訳なかったが、気持ちが切れてしまった。ざっくりメモしておく。

スマホゲーの遍歴

私のスマホゲーの経歴は、こんな感じ。

  • パズドラ 初めてのスマホゲー。掴んで離さない工夫に感心した。マックスむらい見てた。
  • 黒猫ウィズ クイズ。エヴァコラボの時は、クイズのためにDVDを借りた。
  • サマナーズウォー 会社の同僚の勧め。超ごりごりの力技ゲーム。とらあさん見てた。

サマナーズウォーは、アイテムを取るためのダンジョンを延々周回するハムスターであることが求められるので、出張帰りの新幹線で報告書を書きながら回していたのを思い出すが、時間がかかってしょうがないので、今度は手間のかからないスマホゲーを求めて放置少女に行き着いたのだ。

単機特化した魏延というキャラ。中央下の戦力値を伸ばすために腐心する。

ソシャゲはキャラや装備を売っているのでは「ない」

パズドラも黒猫ウィズもソーシャル要素は薄い。サマナーズウォーはソシャゲだが、私は当時英語を勉強していたこともあってグローバルサーバーを選んでしまい、外人と会話できるはずもなく、ほとんど会話せず終わった。

その意味で、放置少女は初めてのソシャゲだった。同盟というチームを組んで、他のチームと城を取り合うコンテンツなどがあり、同盟内のチャット(同チャという)は結構私の様なおっさんもいて、世代が近いこともあり雑談が楽しかったりする。

何を話しているかというと思い出せないが、昔のゲームとか、趣味とか(私の同盟はバイク乗りが多かった)そういう他愛もない話だ。メンバーも多様で院の学生から大学病院、コンビニ店員、トラックの運ちゃんなど様々で、リアルでは聞けない珍しい話も聴けるし、みんな語彙も豊富でユーモアのセンスもある。私も最盛期はしょっちゅうログインしていた。

世間的には、ソシャゲへの課金を馬鹿にする風潮が強い。それはそうかも知れないが、私は放置少女で彼らはキャラや装備に課金しているのではないと初めて実感した。ソシャゲは、コミュニティという場を提供しているのだ。この問題は、ライバルであるパチンコやパチスロが、そのコミュニティ感を希薄にし焼畑農業化していることと対照的である様に思える。

不安定なゲームバランス

課金額がモノを言うゲームで、私もトータル1万数千円くらい課金したと思う。このくらいでは全然強くなれないが、一つのキャラにリソースを集中すればまぁまぁ戦力になり得る。私が単騎特化していたのは魏延というキャラクターだった。このゲームでは全てのキャラが少女化されている(一部熟女化)。最初は違和感もりもりだったがすぐ慣れる。

ただ、単騎特化するキャラは厳選した方がいい。私が魏延を取った直後くらいに実装された最上義光というキャラはいわゆる「ぶっ壊れ」で、戦力値が低くても格上を殴り倒した。チャットでは最上に対する不満を隠さない人もおり、ゲームバランスだけでなく、コミュニティそのものをギスギスしたものにした。私もなけなしのリソースを注ぎ込んだ魏延が、格下の最上に負けるのは苦しかった。

その後、ナタという対最上キャラが実装されバランスが取られたが、運営の一存で全てが決定する危うさが目立った。

最上義光。ゲーム内に憎悪と怨嗟を撒き散らした。

過疎化が深刻化するサーバ構造

放置少女は勝手に経験値を積んでくれるので、ダンジョンを自分で周回する必要はない。しかし、その分スタート時期によって戦力が大きく差がつくためか、週に1回、2回くらいのハイペースで新しいサーバが設置される。

それによって戦力の均衡が図れている様だが、サーバ間の移動ができないため、上記の最上の様なキャラが実装されそれまでに重課金者が引退したりなどすると、サーバの過疎化が表面化してくる。時間が決められたイベントなどは、早めにログインしないと仲間がいなくてマッチングに時間がかかることもしばしばあった。同盟の維持も苦しくなってくるので、全サーバを統合し、戦力値ごとのクラス分けなどで工夫した方が良いのではないか。過疎化は寂しいものだ。

てけてけさん(YouTuber)

ゲームの魅力を知るのがYoutubeであることは珍しくないが、放置少女はメジャーとは言えないので配信者も少ない。そんな中でてけてけさんが最も支持を集めている。新しく実装されたキャラを取るか取らないか、という判断にもてけてけ評価を参考にしている人が多かった。私も結構見ていた。イケボで在宅勤務のBGMにしていた時期もあった。

【放置少女】本多忠勝を分析・評価しました。

いつか、どこかのソシャゲで

ソシャゲの魅力を知ったのも放置少女だったが、そのコミュニティに馴染めなかったことも事実だ。別にチャットに参加しなければならないとは思わないが、本質的な魅力はそこだろう。別に浮いていたわけではないので、同盟メンバーに引退を伝えるのは苦しかったが、なんとなく、気持ちが切れてしまった。

また、放置少女といいながら、重要なコンテンツはリアタイでのイン率(決められた時間に参加すること)が重要で、それが21時から23時までという仕事帰りのコア時間に設定されていて、私は結構優等生だったと思うが、正直結構しんどかった。

しばらく休んで、気が向いたらスマホゲーを探そう。特に同盟メンバーとは、いつか、どこかのソシャゲで再開したい。ありがとう。

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