読書

木皿泉の物語には特別なものは何もない。しかし、普通なものの全てがある。

何もない木皿泉のものがたり 木皿泉の物語には、特別なものは何もない。 人並外れた才能を持つ主人公も、人類の存続を脅かす強大な敵もない。 その物語には、普通の人の普通の時間があるだけだ。 「さざなみのよる」の主人公も、富士...
日常

月曜が嫌すぎた日曜の午後、夜行バスに出会って月岡温泉行って来た

月曜が嫌すぎた日曜の午後の出会い 月曜が嫌すぎた日曜の夕方、神楽坂のかもめブックスでたまたま見かけた夜行バスで出かけましょうを読んで以来、とりあえず夜行バスに乗りたかった。 かもめブックスは、最近は足が遠のいていたが、読みたい本がな...
日常

全く誰得な2021年の振り返り(転職したに尽きる)

全く誰得な2021年の振り返り 例によって全く誰得な1年の振り返り、やっておく。 といっても、去年は振り返りもやっていないし、今年の目標なんかも立てていないので、やる意味あるのか?という疑問もあるが、今年転職に悩んだときとか、過去の...
読書

「お前、休むのか?見てなくて書けるのか?」 全ての「私」にプロとしての矜持を問う落合の哲学

「お前、休むのか?見てなくて書けるのか?」 Twitterで田端さんが激賞していたが、個人的には文春オンラインの記事にギクリとさせられた。転職したばかりの私に、プロとしての自覚を問われているように感じたからだ。同じように感じた人も多いので...
日常

15年勤めた会社の退職日に、夜一人でカップラーメンを啜るという令和残酷物語をすんでのところで回避した

15年勤めた会社の退職日に、夜一人でカップラーメンを啜るという令和残酷物語をすんでのところで回避した 15年勤めた会社の最終日だった訳だが、なんというか意外と普通だった。当日の朝に総務から職員にメールがあり、私からも(今から思うと感傷的に...
読書

やまと尼寺は「部屋に入って一人で電燈つける」全ての「私」を救えるか

後からジワジワ来る山寺の3人の暮らし やまと尼寺精進日記は、奈良にある山寺に住む3人の暮らしを描くドキュメンタリーである。 3人がワイワイやりながら、季節の山の恵みや里からの贈り物で料理を作ったりする様子が、BGMとして流しておくの...
日常

いつか、今の職場の仲間に胸を張って再会できるように

10/20に転職を決めてから早1ヶ月半が経とうとしている。 現在は、現職の引継ぎが始まり一部の人間には既に知られているが、まだ組織にはオープンになっていない。しかし、それも12/7(火)にはオープンになる予定であり、今までよくしてくれ...
読書

滲み出る経営者の孤独と苦悩が隠しようもない(社会を変えたい人のための、ソーシャルビジネス入門)

駒崎さんのことは何となく知っていたが、職場の同僚に言われて読んでみた。 結論から言うと素晴らしい本だった。 滲み出る経営者の孤独と苦悩が隠しようもない NPOとかソーシャルビジネスたかいった枠を超えた、超濃厚なビジネス書・起業の教...
読書

技術も制度もマネジメントも「人を動かす」言葉の力は、強力な資本足り得る

コロナが収束しきっている今からはもう想像するしかないが、東京オリンピックはコロナで中止論も多かった。 国民に自粛を強いながらオリンピックは開催する。政府の方針も批判された訳だが、その時この三浦さんが下記のようなツイートをしていた。内容...
読書

まさか、こんな本を読む日が来ようとは…個人事業主って青色申告するのに帳簿付けなきゃいけないの?超絶めんどい…

まさか、こんな本を読む日が来るとは考えもしなかった。超実用本。 個人事業主になって、業務委託契約で働くことになると、主に次の三つの対応が必要だ。 健康保険 年金 税金 特に3については、サラリーマン...
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