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[本の小並感 173]これからの会社員の課題図書 とにかくアウトプットしろ。アウトプットし批判に晒されて初めて血肉として消化できる

読書はすっかり習慣化しているが、一時期からは田端さんのおすすめ本を読む機会が増えた。 この本で紹介されている本もいくつか読んだことはあったが、田端さん自身が読書を、また紹介している本自体をどう捉えているのか、という半分答え合わせの意味...
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[本の小並感 172]喰うか喰われるか 危うく漂う表と裏の境界線、その媒介者

魚とヤクザの鈴木智彦さんが自身のtwitterで仕切りに宣伝しているので買ってみた。 最も、溝口敦の本はこれが初めてではなく、過去食肉の帝王やパチンコ30兆円の闇なんかは読んできたが、いずれも「悪くはない」程度で、ずっと手元に置いてお...
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[本の小並感 171]モビリティ2.0 少子高齢化は何が問題なのか。新たな価値が生まれない死を待つ老人国家

約1ヶ月ぶりに本を読んだ。大体何かしらツンドクされているが、特に読みたい本がなかったのだ。 この人の本だから、と言う人で選ぶことはあまりないが、この人のモビリティ・エコノミクスが、結構良かったので買ってみた。時系列では、こちらの方が古...
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[本の小並感 170]多様な社会はなぜ難しいか 厳しすぎる解雇規制が、企業に女性の差別的待遇を強いている

水無田気流(みなしたきりゅう)は、詩人で社会学者である。 ちょっと意外な兼業だが、現代社会を切り取り言葉で表現するという意味で、そんなに不自然でもない気がする。私は彼女の音速平和という詩集が好きだが、世間では新聞への寄稿やNHKの討論...
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[本の小並感 169]米国式投資の技法 twitterフォロワー25万人の切れば血が出る生情報と投資哲学

世界観を変える踏み上げ太郎のブログ 投資は一切しなかったのだが、何かのきっかけで「ほったらかし投資術」を読んで始めた。この本は、投資に興味はないし時間も割けないけど、預金に寝かしておくだけでは老後不安という様な層に文字通り手取り足取り教え...
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[本の小並感 168]DXの思考法 日本人の暗黙知に深く根ざした「古層」と、デジタル化する世界のロジックとの不整合

DXはビジネス界のタピオカ屋か タピオカ屋の流行を冷ややかに見る向きもあるが、ビジネスの流行も目を覆いたくなる様なものも多い。例えば、Industry4.0の様な新しい概念が海外で提唱されると、日本もどうにかせにゃならんとマスコミが記事に...
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[本の小並感 167]「低度」外国人材 我々は労働力を呼んだのに、来たのは人間だった

ここ数年で外国人労働者が増えた。コンビニで日本人が店員をやっていると逆に驚くくらいである。私の住む地域は古い住宅があるのだが、解体現場でも重機を乗り回しているのだは大体東南アジア系の外国人である。 この本は、日本で働く外国人と、制度の...
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[本の小並感 166]つながりの創り方 サービス化はみんなをハッピーにするチートスキルではない。競争は一層過激になりゼロか1かの総力戦をもたらす(かも知れない)

サービス化成功に必要な条件とは モノからコトへ、プロダクトからサービスへ。そう言われて久しい訳だが、製造業にとってそれは料金メニューの追加などというインスタントなレベルではなく、ビジネスモデルの転換、というこの上なく困難な道を意味する。 ...
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[本の小並感 165]XaaSの衝撃 サービス化はコンサルの「狩り場」か、それとも製造業の宿命か

「サービス化」というバズワード この本を読むと、バズワードとして飛び回るサービス化というものが、MaaSに限らず多くの分野でサービス化が収益に苦しんでいることが分かる。中小企業がサービス化を勧めるコンサルの「狩り場」になっているという指摘...
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[本の小並感 164]近代化と世間 息苦しい世間を解体し個人の成立を強要するのは一神教ではなくテクノロジーか

なぜ買ったか忘れてしまった。読み始めたが、もう眠くてしょうがなかった。パラパラページをめくっただけで読んだとはとても言えないが、ポイントはこの本の裏にある疑問、つまり「かつて日本と同様な「世間」が存在していたヨーロッパが、なぜ個人を重視する...
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