夜行バスで蔵王、行ってきた。
知人の転職が決まり、私も去年12月に転職したので、一緒にどこかに行こうとずっと言っていて、2週間くらい前からこれだけが楽しみだった。
夜行バスは、下記の本を読んでからハマっている。知人が寝られるか心配だったが、私より寝ていた。
小川かりんさん @ogwcrn のこれ、ちょー良かった。ぶっ刺さり。神楽坂のかもめブックス @kamome_books でたまたま目に付いて買ったけど、あの本屋には出会いがある。 pic.twitter.com/Dkj6V8bhSK
— 半ねり (@hanbun_neri) January 14, 2022
7:20に蔵王のバス停に着いた。
泊まる予定の宿に出向いて観光できる場所がないか聞いたが、「ここはスキーなんですよね〜」とにべもない。
実際、蔵王温泉は草津のような温泉街が楽しいわけではなく、所々開いているお土産屋がある程度。これが、不透明な相手に「ポジションをとる」ということか?
BCGに転職した当時、スタンスを取ることが苦手でした。細かいことを気にして考えがまとまらず「相手にどうすべきと伝えるの?」と詰められる毎日。起業した今よく分かるのですが、不透明な状況こそスタンス取った助言にバリューを感じます。「あぁ、こういうことだったんだな」と。あの日々に感謝。
— 塩澤 崇|モゲチェック|COO@MFS (@takashishiozawa) February 3, 2022
話題はずれるが、モンベルに登山靴を買いに行くと、30分くらいみっちりレクチャーされ、少しでも違和感があると、「他のお店に行った方がいいかも」と言われた。なんでもその店員さんもモンベルの靴が合わないのだとか。
売り上げを優先せず、顧客が獲得するバリューを優先する態度は、非常に誠実な印象を受ける一方「めんどくせぇ」とも思う。これでいいです!って言ってくれれば楽なのにと正直感じた。その意味で、名湯舎 創のフロントは、ポジションを取っていた。
仕方がない?のでスキー
蔵王きたら、樹氷原コースに行った方がいい。行く前はどうでもよかったが、実際行くとでかいし独特の雰囲気がある。緩やかな傾斜も気持ちいい。
15:00ごろに上がって宿へ。
風呂は独特の雰囲気があった。
下の写真は明るいが、実際はもう少し薄暗く、黒くくすんだ木の壁・床・天井が、その雰囲気をいっそうある種暗たんなものにしている。
外を見ると針葉樹に雪が降っている。こうしているうちに100年、1000年と経つ。ずっと昔からこうだったような不思議な気持ちになってくる。
名湯舎 創は、高級感をうまく演出しているが、随所に安っぽさがある。畳と畳との間に隙間が開いていたり、トイレのドアが便器に当たって全開しなかったり、テレビが壊れていたりする。
高級旅館を期待するとがっかりかも知れないが、私は気にならない。むしろ高級に見せようとするが、騙そうとはしていないようなほっこりした愛嬌がある。
翌日は雪。野球やサッカーのように、習い事感覚なのかも知れない。確かに、こんな天気では冬は野球やサッカーは無理だろう。
山形駅は、お土産屋が充実していて楽しかった。また行きたい。というか、毎週末こういうイベントが欲しい。
そして、もしかしたらそれは、できなくはないのかも。。。
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