読書

[本の小並感 157]U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面 植松聖がえぐり出す日常の欺瞞。妊娠22週未満の胎児(?)は殺して良いのか。

津久井やまゆり園の事件については、既に2回書いている。 それは、植松聖の思想が少しでも私の一部であるからだ。自分の子供が重度障害者となった時、「いなくなればいい」という思いを持ってしまう可能性を否定できないからだ。 だから下記...
読書

[本の小並感 156]革命のファンファーレ Love your enemies, for they tell you your faults.

何かと話題の西野さん。 彼にとっては例え批判であっても露出が増える、宣伝効果があるというメリットがあるので、とにかく「相手にした時点で負け」な訳だが、「汝の敵を愛せ」の精神で買ってみた。 評価経済社会の実践 ...
日常

便器の尿石をヌルッと落とすデオライトLでスマートな大人の余裕を身につけた

水が黄色い、まだしてないのに 朝起きてトイレの蓋を開けると、水が黄色い。まだしてないのに。。。 酔って帰って来て、小便をして流さないまま寝てしまったのだろうか。 とにかくこれが便器の汚れの始まりだった。それまでブラシで擦...
漫画

BLAME! 果てしなく増殖し続ける都市構造物を探検する楽しみ

小さい頃の思い出 ブラムは学生の頃に多分知人宅でだろうか3巻くらいまで読んだことがあった。 それ以降、全く意識に登らなかったが、その世界観はよく覚えていた。上下左右に果てしなく広がる都市空間。wikipediaによると「惑星系...
漫画

コロナに翻弄された2020年の日本経済をぶん回し続けた鬼滅の刃は、おっさんが読んでも面白いのか(炭治郎は何と戦っているのか)

正月は実家に帰っているが、毎度やることがないので映画を見に行っている。今年は鬼滅を見た。 鬼滅はアニメを少し見たが途中でやめてしまった。でも、映画はまぁまぁだったので帰り道に漫画を大人買いしてやろうと思って2店舗くらい本屋を回ったが...
読書

[本の小並感 155]ITビジネスの原理 会社も個人も細分化されネットでマッチングする個人の時代に移行する動作原理

何冊目かの田端大学課題図書 Googleは、何を売っているのか? 普通は、広告でしょ?となる訳だが、その前提には多くのユーザーを自分のプラットフォームに引き込む必要があり、そのための手段として検索、マップ、メールなどなどを無料...
読書

[本の小並感 154]はじめての課長の教科書 どうしようもなく人間的な組織で、「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせられるか

権限はないが責任は取らされる、それが課長? 私は課長ではないが、課長になりたいと思う時が時々ある。 中間管理職と言うと無茶振りしてくる上司と、言うこと聞かない部下の間に挟まれ、権限はないのに責任は取らされると言うサラリーマンの...
読書

[本の小並感 153]評価経済社会 twitterのフォロワー数でマウントを取れるのか

岡田斗司夫さんは、名前はいろんなところで聞いたことがあったが、特に本を読んだり動画を見たりはしてこなかった。知人が勧めるOn your markの解説動画をホゲーっと眺めていたくらいである。その時は、超マニアックなサブカルの評論家、くらい...
漫画

3月のライオン 都合の良さに腹が立つ。反面、死ぬほど羨ましい。

ただしテーマ性を除く 羽海野チカは技術が高い。 絵、構図、全体のストーリー、毎回の見せ場、話の展開、キャラ立ちした登場人物、心理描写などなど、およそ素人が思いつく漫画に関する全ての技術が高いことが感じられる。ただし、テーマ性を...
読書

[本の小並感 152]地面師たち 不動産業界の魑魅魍魎っぷりを垣間見せる「欲は海水やで、飲めば飲むほど喉が渇くもんや」

2017年に積水ハウスが地面師に63億円を騙し取られた事件は、下記のような理由からネットのみならず一般でも結構話題になった。 大手のハウスメーカーの醜態騙し取られた金額の大きさカミンスカスという犯人の名前回収不能とみなされ特別損失と...
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