金曜の夜に京都に入る予定だったが、急遽夕方にミーティングが入ってしまった。夕飯は予約しているので、遅れられない。というわけで、急遽昼間の新幹線で京都へ。
Good Natureホテル。四条河原町からすぐという抜群の立地。
夕方のミーティングをホテルで終わらせ、19:30くらいに先斗町に繰り出す。仕事がつらいと、こういうイベントの一つ一つを徹底的に楽しみたい。後から聞いたが周りが引くくらいハイテンションだったらしい。
ホタルイカと春野菜の炊き込みご飯。これが、春の京都ってっこと!?
翌日。快晴の母なる鴨川。暑いくらい。京都には一度も住んだことないけど、「還る場所」感ある。今住んでいる場所もいいけど、川はやっぱり魅力的。
蹴上のインクライン。桜は散っていた。
琵琶湖疎水って何のためにあるの?という疑問に答える。鴨川じゃ足らなかったってこと?
インクラインの上から南禅寺の水路閣に抜けられるのは穴場だと思う。これは水路閣の上。みんな下から見て終わってない?上、見られるよ。
哲学の道の脇にある銀閣寺荘、家賃は22,000円から。結構空き部屋ある見たい。建物はともかく、立地は抜群。住みたい。。。
「やりたいことがない」ってあるけど、案外目の前に見えていて、実現もその気になったらできてしまったりするんだよね。去年の12月に転職して、今の仕事が結構つらいから、自分が本当に何をしたいのか考えるようになった。そしてそれは、今の仕事ではないという現実。
蹴上から銀閣寺まで歩いて疲れたので、ホテルに戻って昼寝。夕方、祇園の白川を散策。
夕暮れの鴨川と先斗町。ねぎま(男女-男女-男女-男女)が並んでいる。
夜はやまと尼寺精進日記を見た。慈瞳さんとまっちゃんが山を降りて、どうなっていたのか気になっていた人も多かったのではないか。私もそうである。
結果としては、住職一人でもどうにでもなっていた。多分、元に戻った、くらいの感覚なのかもしれない。しかし、昔はシートを敷いて集めていた銀杏を今回は一人でトングで拾っているのを見ると、やっぱり人がいないとかつてのような暮らしは無理なんだろうなと。
その後、国宝の仏像を修理する国の機関のETV特集に流れた。人間関係に気を使わない仕事がしたい。国宝に向き合うのはもちろん大変だろうが、研鑽した技術に集中すればいい。もちろん人間関係をゼロにはできないし、その必要もないが、向き不向きの問題として、私は人間関係よりもいわゆる職人のような職業が向いている気がする。知っていたけど。
翌日、安井金比羅山。縁切りの神様。天気の良い週末の京都とはいえ、異様な人混みと絵馬の数。読めちゃうとまずいので小さくするが、令和の世も人々の願いは切実だった。
京都っぽい。この後、六波羅蜜寺で生まれて初めて絵馬を書いた。知人が妊娠しているので、元気な赤ちゃんが生まれるように祈った。1000年前の人も、何なら10,000年前の人も、そう願っただろう。
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