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マドカマチコの『WxY』、最近いつ笑ったか思い出せない鬱気味サラリーマンの処方箋

WxYという漫画をご存知だろうか?もう10年以上も前になるが、ヤングジャンプで連載されていたギャグ漫画である。久々に読み返したがやはり面白いので、もっと多くの人に読んでもらいたい。この記事を読んだ後、WxYを「おもしろそう」「読んでみたい」...
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ベルセルク ガッツはもう一度グリフィスと戦わなくてはならない

ガッツはもう一度グリフィスと戦わなくてはならない。 ベルセルクは、自らの夢のために戦う物語である。ガッツはこれまで2度グリフィスと戦っている。1度目はグリフィスが勝ち、ガッツは鷹の団に入る。そして2度目はガッツが勝ち、鷹の団を去る。 ...
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『明日、私は誰かのカノジョ』 「他人の視線」という宿痾。しかし、そこから自由になる必要があるだろうか?

他人の視線と自分の価値観の間で 『明日、私は誰かのカノジョ』の第5章「洗脳」の主人公である留奈は、大学を休学し高級ソープで働いている。彼女にとって、相手のために偽りの自分を演じる風俗の仕事は嫌悪の対象ではなく、「稼ぐ手段」として割り切って...
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母を亡くした今、改めて噛み締めるものがある(寄生獣、再読した)

寄生獣を読み返したが、やはり名作という思いを強くした。 表面的には浅薄な環境意識を超えた価値観の提案があるが、個人的に昨年の夏に母を亡くした今、別の観点でも噛み締めるものがある。 新一の胸の穴 新一は、母親の火傷の跡を見る...
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シグルイ 羨望、嫉妬、怨み、屈辱。強烈な感情が迸り、渾然となって狂い咲く、深く真っ赤な血の色の華。これ以上残酷な漫画を私は知らない。

眩しく輝く葉隠の一説 武士道とは死狂い(シグルイ)である。 正気にては大業ならず。 死狂いとなって事に臨む者だけが、勝負の行末が明らかな戦いを、予測不能の領域にまで押し上げることができる。 どうにもできない傷を負った者が、獅...
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BLAME! 果てしなく増殖し続ける都市構造物を探検する楽しみ

小さい頃の思い出 ブラムは学生の頃に多分知人宅でだろうか3巻くらいまで読んだことがあった。 それ以降、全く意識に登らなかったが、その世界観はよく覚えていた。上下左右に果てしなく広がる都市空間。wikipediaによると「惑星系...
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コロナに翻弄された2020年の日本経済をぶん回し続けた鬼滅の刃は、おっさんが読んでも面白いのか(炭治郎は何と戦っているのか)

正月は実家に帰っているが、毎度やることがないので映画を見に行っている。今年は鬼滅を見た。 鬼滅はアニメを少し見たが途中でやめてしまった。でも、映画はまぁまぁだったので帰り道に漫画を大人買いしてやろうと思って2店舗くらい本屋を回ったが...
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3月のライオン 都合の良さに腹が立つ。反面、死ぬほど羨ましい。

ただしテーマ性を除く 羽海野チカは技術が高い。 絵、構図、全体のストーリー、毎回の見せ場、話の展開、キャラ立ちした登場人物、心理描写などなど、およそ素人が思いつく漫画に関する全ての技術が高いことが感じられる。ただし、テーマ性を...
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のだめカンタービレ 現世で功徳を積み来世はパリの音大生になりたい

本を買ってはメルカリで売っているので、今20,000円分くらい買える。メルカリではもっぱら漫画の全巻セットを買っている。のだめはドラマになったのは知っているが観てない。 のだめと千秋は、マヤと亜弓さん のだめは天才肌でピアノは...
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