月曜が嫌すぎた日曜の午後の出会い
月曜が嫌すぎた日曜の夕方、神楽坂のかもめブックスでたまたま見かけた夜行バスで出かけましょうを読んで以来、とりあえず夜行バスに乗りたかった。
かもめブックスは、最近は足が遠のいていたが、読みたい本がないときここに行くと、大体何か本が見つかる。Amazonなどで欲しい本がすぐ手に入る現在、本のリアルの小売店に求められているのは、「出会い」だと思うが、かもめブックスはそれを実践していると思う。
小川かりんさん @ogwcrn のこれ、ちょー良かった。ぶっ刺さり。神楽坂のかもめブックス @kamome_books でたまたま目に付いて買ったけど、あの本屋には出会いがある。 pic.twitter.com/Dkj6V8bhSK
— 半ねり (@hanbun_neri) January 14, 2022
手段ではない、目的としての夜行バス
どこに行きたい、というのはなく、とりあえず夜行バスに乗りたい。
狭くて動けなくて寝られないと手段としては下に見られがちな夜行バスだが、今回はそれ自体が目的なので苦にならない。
金曜の23:00頃、思い立ったように今から乗れるバス、という無茶苦茶な条件で検索すると、新潟の新発田(しばた、と読む)行きがまだ間に合う。
しかし、時間が時間でネットの予約ができず、結局予約できないままバスの発着センターに行ってドライバーと直談判。乗せてもらった。ドライバーさんも予約なしでバスターミナルに来ている客にびっくりしていた。
サービスエリアは欲を言えばもう少しゆっくりしたかったかな。バタバタして旅情というものがない。特に今回は夜行バスに乗る、というのが一番の目的だったし。
新発田駅から、月岡温泉に移動。夜行バスの終着点がまず決まってから、近くにありそうな温泉を探すという謎手順。しかし、趣味というものは得手して目的と手段が逆転しているものだろう。月岡温泉はこの辺。
共同浴場の休憩スペースで1時間ほど昼寝した。夜行バスは寝られることには寝られるのだが、度々目が覚めるので、朝から全開でアクティブに動き回るのはちょっとしんどいと思う。今回は共同浴場で寝られてよかったけど、次回も意図的にちょっとゆっくりできる時間が欲しいかも。
本当は当日の夜行バスで帰ることも考えたが、この際一泊。宿はどこも高級で、風鈴屋さん以外は手が出なかった(素泊まり7,000円)。
翌日、新潟駅までバスと電車で移動。そこから高速バス。
次やるなら
夜中にバスに乗る、っていうだけで酒飲んで寝るだけの金曜日がスペシャルなイベントになる。ただやっぱりちょっと疲れる。アーリーチェックインとかで現地で休める時間を取っておきたい。
当日の夜行で帰る、ってどうなんだろう?今回は一泊したけどやってみたい。流石にちょっとしんどいかな?
会計はざっくりこんな感じ。行きの夜行バスはWebで予約すればもっと安くなる。
- 行きの夜行バス 4,800円
- 昼食 2,000円
- 宿 7,000円
- 夕食 2,500円
- 帰りのバス 5,000円
- その他 3,000円
計 24,300円
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