何者にもなれない中年キャリア論
少し前に 「何者にもなれなかった大人はどう生きればいい?」
悩みは幼稚かもしれないし、結果は自己責任だし、議論は取り止めもないが、本人にとっては切実だ。
2012年に出版された「サラリーマンは、2度会社を辞める」は、この問いにヒントを提示している。
サラリーマンは2度死ぬ
学生から社会人に切り替えるのに3年、
そして多くの場合は、この最初の死を経て、会社から心を離しながら、サラリーマンを継続する。黒澤明の「生きる」の主人公のように「この男、忙しい忙しいと言いながら実は何もしていない。
時期が遅すぎるという意見がありそうだが、
アメリカでも問われる同じ問題
このような問題は日本に固有のものではなく、
そして、第2の人生をもつこと、パラレルキャリア(
本書でもサラリーマン8策として、会社の死を乗り越え、より充実した人生を送るための方策を提示している。ただし、これは「答え」というより、自律的に動き出せば、自ずとそのような色合いが強くなるというヒントだ。
過去の自分に会いに行く
その一つに、過去の自分に会いにいく、がある。
なお趣味は本書では選択肢にしていない。趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、
1に子供、2に宗教
冒頭のTwitterのエントリーは取り留めもないが、
何者にもなれなかった中高年のオジサン、オバサンに必要なのは、キャリア論なんかじゃなくて、1に子ども!(養子でもアリ!)、2に宗教なのではないか?と思う。
煽りじゃなくて、割と真面目に・・・。 https://t.co/2wCjdTgRFT
— 田端 塾長/おじさん系ビジネス芸人@YouTube9万5千人突破! (@tabbata) February 10, 2022
転職して2ヶ月
12月20日に転職したので、そろそろ2ヶ月である。最近は少し業務にも慣れて来た。相変わらず月曜は憂鬱ではあるが、いい意味でも悪い意味でも、慣れて来た。
悪い意味というのは、仕事をしていればより本質的な問いを考えずに済む、ということだ。私は何のために生きているのか。何がしたいのか。いっそ、余命が宣言されれば、そのような問いから真剣に答えるようになるだろうか?
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