今年読んだ本、まとめ。「一下級将校の見た帝国陸軍」もよかったが、ベストは、「死の貝」。現代の公衆衛生が過去の膨大な犠牲と研究に支えられていることを思い知った。
1月 東京都同情塔
— 半ねり (@hanbun_neri) January 27, 2024
1月 羆嵐
三毛別羆事件、事件の残忍さもそうだが、入植者たちの貧しさに震える。東北で餓死寸前に追い込まれ、全てを捨てて移住した北海道でも、厳しい風雪に耐え、瘦せた土地を引っかく生活でこの事件。。。1915年12月の北海道。 pic.twitter.com/ISfXrMudmM
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2月 人に頼む技術
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2月 ビヨンド・リスク
読了
1️⃣なぜ山に登るのか?という問いの答えはほとんど出ている。生きるため
2️⃣日本は否定的な文脈で少し出てくるくらい。登山史においてそのくらいの存在
3️⃣トモ・チェセンのローツェ南壁は、なかったというのが結論。その他、スポーツ化やボルトなど思想的な議論が積み重なって現在を形作っている pic.twitter.com/cExQRP1NCG
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3月 デジタル・ゴールド
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3月 Web3の未解決問題
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4月 一下級将校の見た帝国陸軍
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5月 人生のレールを外れる衝動の見つけ方
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5月 岩壁よおはよう
読んだ。クライマーは我の強い人間が多いからか、山岳会の人間関係がギスギスしている。が、全体的に具体的な登攀記録が多く、クライミングをしない人間には何のことかよく分からない。その意味でハセツネを既に知っているやや玄人向けの本。 pic.twitter.com/rem63eYqTW
— 半ねり (@hanbun_neri) May 19, 2024
6月 いちばん優しいブロックチェーンの教本
よむ。おっさんを前面に出したデザインに好印象。 pic.twitter.com/yKz9dvvY42
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6月 BUTTER
読んだ。感想別に書く。 pic.twitter.com/S2mCU5tAFw
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6月 ユニクロ
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7月 シニアになってひとり旅
読んだ。下川さんは旅を仕事にしたことで「自分の旅」を失ってしまった。そして「いつか僕の本が全く売れなくなったとき、自分の旅を取り戻せるだろうか?」とも。
この本は極めてパーソナルな旅である。そこに喜ばせるべき読者はいない。良くも悪くも下川さんが自分の旅を取り戻したようで嬉しい。 pic.twitter.com/aCuaUjiIY6
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7月 燕な戻ってこない
よむ#燕は戻ってこない pic.twitter.com/9MEmxHQeGh
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7月 死の貝
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8月 イーロン・ショック
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8月 バリ山行
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8月 春にして君を離れ
— 半ねり (@hanbun_neri) August 25, 2024
9月 砂糖の世界史
よむ
砂糖の世界史 pic.twitter.com/RfO6gelnS6— 半ねり (@hanbun_neri) September 1, 2024
9月 猫を救うのは誰か ペットビジネスの「奴隷」たち
— 半ねり (@hanbun_neri) September 7, 2024
9月 道頓堀川(再読)
緑の小宇宙を輾転する血塗られた小動物たちの行方(宮本輝、道頓堀川のその後) https://t.co/DKVCcPU0nh
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9月 暁の宇品
読む『暁の宇品』。堀川さんは永山則夫の精神鑑定の本で知って以降「この人だから」という理由で読む貴重な人。 pic.twitter.com/JXPBKDWDVi
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9月 官僚たちの夏
— 半ねり (@hanbun_neri) September 21, 2024
10月 ギヴァー 記憶を注ぐ者
読む
主人公はもうすぐ12歳になる少年。彼の住むコミュニティは一切の苦痛も不便もないまさしく理想郷。けれど、そこには何か重大なものが欠けている…12月、全ての子供が職業を授けられる「12歳の儀式」で、彼はコミュニティでただ一人の「記憶の器」【レシーヴァー】に任命されるのですが…。 pic.twitter.com/F9TK9Lqg4F
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10月 ミラクルクリーク
読む。ミラクル・クリーク。Xの時間制限を設けてから代わりLINEの読書よオプチャに参加していて、そこで紹介されていた。韓国のステンレスの箸が使いにくいの同意。あれはなぜなのか? pic.twitter.com/84KTWcXUpi
— 半ねり (@hanbun_neri) October 26, 2024
11月 一年前の猫
読む。一年前の猫。近藤聡乃さんは、ニューヨークで考え中がすごく良くて今でも本棚にある。アサリの酒蒸しを作っていると、パカッと開いた貝の中で子供が眠っている。みそ汁でも貝殻だけの貝はある。落ちてしまったのだろうが、そうではない可能性。 pic.twitter.com/M4lzl2Fhpu
— 半ねり (@hanbun_neri) November 4, 2024
11月 見ることの塩
読んだ。見ることの塩。戦前にパレスチナに渡り国家建設に尽力したシオニストにとって、欧州に留まったユダヤ人は軽蔑対象であり、初代首相のベン・グリオンは、アウシュビッツの生存者を人間の屑と呼んだらしい。ユダヤ人社会内の差別など最初は結構衝撃だが段々複雑すぎてよく分からなくなってくる pic.twitter.com/WTmn3DtmWa
— 半ねり (@hanbun_neri) November 10, 2024
12月 エクスタシー(再読)
村上龍の『エクスタシー』にみる、「幸福な奴隷」からの脱却方法 https://t.co/O8VkM7OQA2
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12月 団地のふたり
読んだ。ドラマに比べて日常の彩りの豊かさという押し付けがましさはなく、郷愁や感傷も少なく、淡泊なところに好感。同じ世代の女性であれば尚更だろうし、私にとっても切実なものになってくるだろう。 pic.twitter.com/38trkBxmTB
— 半ねり (@hanbun_neri) December 8, 2024
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