2025年の振り返り、やっていく。
しかし、こういったコンテンツは暗く寒い憂鬱な日曜の夜にこそやるべきで、12月30日(火)という連休初日の小春日和にやるべきものではないという気もする。眠くなるのだ。しかし、1つの区切りではあるし、記録でもあるので思いつくままに書いていく。
今年はとにかく仕事が憂鬱な年だった。過去1憂鬱だったのは、転職する2021年10月から2022年5月くらいまでか。この時は、まだ契約が始まっていないにも関わらず業務を振られ、前職の業務をやりながら平日夜と休日に業務をこなしていた。まともな引継ぎもなく、破綻したプロジェクトの後始末をさせられ、できていないと詰められた。上司と上司の上司との間に挟まれた。起きていたくないので、早く寝たいが、明日が来るのが憂鬱なので寝たくない。寝ても朝異様に早く目が覚めてしまう。そんな日々だった記憶がある(今、Xを見返すと登山など結構遊んでいる感じだが、これは反発だったと思う)。
以降しばらく安定していたが、今年、正確に言うと去年の後半くらいから、本当に転職を検討している。詳しい理由などは下記に纏まっているので繰り返さないが、要は「自分に向いている仕事・好きな仕事がしたい」ということに尽きる。「調整」はクリエイティブだがつらい。

特に今年の6月以降は、その傾向が強かった。社内の複数の部署、社外の関係者、役所など、複数のステークホルダーの意見を踏まえ、ロジックを組み立て、データを集め、現実的な落としどころを見極め、合意形成を図り、それに向かって調整調整。何度か炎上したし、後からひっくり返されることもあったし、リーダーシップをもっと発揮した方がよい場面にできなかったし、軟らかいだけのコミュニケーションに限界があることも知った。色々勉強にはなったが、正直やりたいと思えないのだ。少なくとも一生の仕事にしたいと思えない。
それもあって無職系のYoutubeを見だしたりしたが、どれもしっくりこなかった。彼らは経済的に余裕があったり、収入はないが資産はあったり、いつでも会社員に戻れる余裕があったり、若かったりと、「詰んでいない」のだ。私は、今仕事を辞めると詰むだろう。少なくとも経済的には非常に厳しい。
しかし、仮にFIできても何かしら「創造」したい。何でもいい。小さくてもいい。今は仕事がそれなのだ。一時期は、鍛冶という観点で本を読んだりして調査してみたが、それ以上はなかった。あさいちというNHKの番組で、独身・子供なし・高齢・無職の女性がインタビューに答えていた。仕事がしたいと。
次が決まらないうちに、辞めるのはリスクが大きすぎる。数年は貯金を切り崩すことで何とか生活はできるかもしれないが、今のペースで積立も継続しようとすると貯金は想像以上に減っていく。死ぬには早すぎる。少なくとも、親を自分の葬式に参加させたくない。次を見つけたい。そんなことを毎年言っているが、そろそろ切羽詰まってきた。年齢的にもそうだが(もう詰んでいるかもしれないが)、今の仕事を継続すること自体が難しく感じている。
仕事以外で言えば、登山をほとんどしなくなった。GWに尾瀬、先日両神山の八丁尾根くらいである。一時期の熱は冷めたが、まだ少し登りたい山もある。特に冬山。日光白根や赤岳なんかも登れるかも知れない。代わりに、読書の時間が増えた。休日は喫茶店で読書することが日課になり、去年30冊くらいだったのだ、今年は60冊ほどになった。ただ、ほとんど趣味である。生き方を方向付けるような本はなかった。三島由紀夫を知ったくらいか。
これから実家に帰る。帰る場所があるのも今のうちなので楽しみたい。




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